発見の旅

長いことブログを更新していませんでしたが、2018年末にメルボルンに旅行してきたので、その時に感じたことを記録しておきます。

海外旅行は3年ぶり。思えば長いこと国外に出ていなかったわけですが、久しぶりの海外がなぜオーストラリアのメルボルンなのか?

これについては2018年中に複数人から「いま、メンボルンのカフェ文化が熱い!」という話しを聞いたことや、世界の住みやすい街として毎年上位ランクインしていること、何より、冬の欧州に行くより夏のメンボルンに行く方が楽しいだろう、という読みがあったため、でした。

真夏のメルボルン 南極に近いので海水温は低いようです

久しぶりの海外にも関わらず、地球の歩き方などのガイドブックは買わず、シドニーに20年以上住む友人と現地で落ち合うことだけを頼りに、「南半球最先端のカフェ文化を楽しむ」、「現地の暮らしを楽しむ」、「クリスマスをなんとか生き延びる」を目指して行ってまいりました。

余談ですが、ツアーに参加しない個人旅行でクリスマスを生き延びることは切実で、当然のごとく欧州やオーストラリアのクリスマス期間(早ければ24日午後から26日まで)、店舗は閉店となります。スーパーマーケットやレストランも閉まります。観光客はホテルの高ーいレストランで食べるか大きな駅併設のお店で食料確保するしかなくなります。

幸いオーストラリアは26日はBOXING DAYで祝日でしたが、お店はバーゲン開始でオープン!ことなきを得ました。

クイーンヴィクトリアマーケットとCOLES(スーパーマーケット)で食料は確保

同行してくれた友人はシドニーのカフェで働いていたことがあり、メルボルン在住の現役バリスタの友人がいるというのであらかじめおすすめカフェリストをもらっていました。

その数、なんと21ヶ所。

5日の滞在(しかも、うち2日はクリスマス休暇)で、どこまで行けるか?が課題でしたが、リスト外を含め10ヶ所のカフェを訪れることができました。

そんな離れ業も、メルボルンの市街地が比較的コンパクトなことや、中心部は無料でトラムに乗ることができ(さらに25日はcity外の郊外までトラムや電車が無料でした)、20時頃まで明るい街は安全で行動しやすかったことから可能となりました。

今回訪れたカフェリストはこちら。

Journeyman(Windsor)

Seven seeds( Carlton)

Market lane coffee( Prahran, CBD)

Dukes coffee(CBD)

Proud Mary(Collingwood)

A coffee(Collingwood)

St Ali( South Melbourne)

Auction Rooms(North Melbourne)

Melro(Queen Victoria Market)

Market Espresso(Queen Victoria Market)

たった10ヶ所ですが、巡った感想は以下に集約されます。

①各店の特徴が明確

    店づくりのこだわりポイントが明確で、とにかく大音量の音楽が流れている、とにかく店内は白色を基調としている、紙コップなどのコンポスト化に注力している、などなど、各店ともに一言で特徴を言い表わせるこだわりを持っています。そしてこのこだわりは、 訪れる者に新たな発見!と印象つけるほど、既成概念を突破したレベルで表現されています。

こういったこだわりはマーケティングといった過去のトレンドデータからはじき出されたものではなく、オーナーやバリスタ達スタッフそして関わったデザイナー達の研ぎ澄まされた主義・主張に思えてなりません。ゆえに顧客も「今日の気分」にあったカフェを目指して来店しますし、店側も「どうぞここを楽しんで!!」と店や商品を妥協することなく打ち出すことができるのでしょう。 

St Ali  業務系街区に現れたカフェの店内は、大勢のお客と大音量の音楽でエネルギー発散中
Acoffee 白を基調とした店内 店員さん達も精錬な方々が揃っています
Melro 容器のコンポスト化 生物分解するプラスチック代替品を使用しています

②店員さんがイキイキとしている

    今回のカフェの店員さん達はいずれも目が合えば対応してくれるし、商品の説明も適切でした。希にコーヒーの知識はまだ深くないかな?と思われる方もいらっしゃいましたが、明るい笑顔でカバーできるほどの対応の良さでした。また日本人を含めてバリスタやフロアスタッフとして多国籍な人材が働いていることも特徴でしょう。これは移民政策に対するオーストラリアの積極性による部分も多いと思います。

Journeyman  フードも多国籍 オーストラリアでの食事は期待していなかったのですが、いずこも見た目、味ともに学びが大きいです

③営業は早朝~夕方まで

    実はこれが一番の驚きでしたが、朝7時に開店し夕方4時、5時には閉店というカフェがほとんどでした。ローカルや観光客も多く集まる都心部でも夕方にはバタバタとお店を閉める潔さは痛快で、おそらくは閉店後のまだ明るい時間に家族や友人達と時間を過ごすことを大事にする社会的体制が整っていることを感じたりもしました。

またこの営業形態には、アルコールを出すには別途ライセンスが必要という現実的理由もあるようです。

Auction Rooms 祝日の早朝から店内は満席です

ちなみに宿泊地のホテルでは国の祝日である25日と26日は室内の清掃サービスは行いません、との通知がきました。祝日に働く場合は従業員にエキストラの給料を払わなければいけないそうです。最低限のサービスの確保と労働時間の限定を法制化によって担保しているということでしょう。

日本では新しい働き方という概念も流行っていますが、まずは経営側に負荷のかかる法制化から始めないと浸透しないかもしれませんね。(笑)

そして、いずれの店も多くのお客様でごった返しており、その国籍も様々。1店のカフェそして1杯のコーヒーの持つ魅力に引き寄せられこんなにも人が集まるものかと驚きでもありました。

コーヒーの香りに満ちた店内にひしめく熱気や会話のエネルギーが、まさに新しい文化を生み出すが如くでもあり、カフェが本来持つ情報や文化の交流の場としての存在感を十分に感じさせます。

最後にコーヒーの味わいについてですが、これは千差万別です。美味しい、不味いというより、このコーヒーに驚きや発見があるかどうかによって記憶に残るかを脳は確実に判断してますね。

Proud Mary シングルオリジンの豆を紹介してくれます

2019年が始まりました。今年のテーマは、発見の朝ごはん、です。

今年も、どうぞよろしくお願いします。

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
みなさまにお会いできることを楽しみにしております。

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